stopImmediatePropagation() メソッド
event.stopImmediatePropagation()
stopImmediatePropagation() メソッドは、addEventListener() によって複数の同じイベントリスナーが設定されている場合にこのメソッド以降のリスナーを実効しないようにする Event インターフェイスのメソッドです。
addEventListener() による同じイベントは定義順に実行されていきます。stopImmediatePropagation() メソッドによってこのメソッド以降のリスナーを実行しないようにできます。
document.getElementById("example").addEventListener("pointerenter", (event)=>{
console.log( event );
event.stopImmediatePropagation();
},false);
詳しくは Example を参照してください
on~
といったイベントハンドラーは同じイベントを定義すると新たなもので上書きされますので、同じイベントを複数定義することはできません。
ページ内 Index
Syntax
返り値はないです。
event.stopImmediatePropagation();
引数（Parameter Values）
引数はないです。
Example
stopImmediatePropagation() メソッドの例です。
同じイベントをaddEventListener() で複数設定してあります。２回目のイベントリスナーで stopImmediatePropagation() メソッドを実行するために３回目のイベントリスナーはありません。
処理速度が早いため、１つ目と２つ目のイベントリスナーを同時実行しているようにみえますがイベントリスナーの定義順に順次実行しています。