備忘録的プログラミングリファレンス

close(),open(),stop() メソッド

Window.close()Window.open()

 close()open() メソッドは、 window オブジェクトを閉じるや新規に開くメソッドです。 open() メソッドでは返り値に新規に開いた window オブジェクトを返します。
 close() メソッドで指定の Window オブジェクトを閉じます。 stop() メッドはwebページの読み込みを停止します。

 開いたページ内容を書き換えるには、 Document.write() メソッドを使います。

 現在の window を参照するや開いた親 Windown を参照するといった、以下のような関連するプロパティがあります。 詳しくはWindow プロパティ Exampleを参照してください

Windowプロパティ概要
selfWindow オブジェクト自信を取得
opener現在の Window を開いた Window を取得
topWindow の階層の最上位の Window の参照を取得
windowカレント Window オブジェクト
開いた親 Window を参照
var new_window = open();
console.log( new_window.opener );
close()
Window を閉じる
open()
新規に Window を開く
stop()
webページの読み込みを停止

close() メソッド

Window.close()

 close()は、window オブジェクトを閉じるメソッドです。
 open()メソッドで指定する Window オブジェクトを閉じます。window.close(); はカレントの Window オブジェクトを指します。 カレントの window は Window.close();の Window 部分を省略することができます。

close()メソッド
close();
詳しくはExampleを参照してください

 close() の対は open() メソッドです。open() メソッドは指定された window オブジェクトを開きます。

ページ内 Index

Syntax

in JavaScript

 window.close();とも記述できます。

close();

引数(Parameter Values)

 引数はありません。

返り値(Return Values)

 返り値はありません。

Example

 close() メソッドの例です。以下の確認ボタンをクリックしてください。新たな Window でページを開きます。
 そのページにあるclose() を実行ボタンをクリックすると開いたページを閉じます。

open() メソッド

Window.open()

 open() は、新規に window オブジェクトを開くメソッドです。
 webページの URL を指定することや、Document.write()メソッドを併用して内容を書き換えることもできます。

 引数で開く window のパラメーターを指定することもできます。

open() メソッド
var new_window = open();
詳しくはExampleを参照してください

 open() の対は close() メソッドです。 close() メソッドは window オブジェクトを閉じます。

Syntax

in JavaScript

 window.open();とも記述できます。引数がない場合は内容が空のWindowが開きます。

new_Window = Window.open( url, name, propaty );

引数(Parameter Values)

Type摘要
urlwebページのソースなどのコンテンツのURL、''の場合は空の window を開く
name省略可。表示する Window を指定できる。この値を name 属性にもつ Window を開く。<iframe>のname値を指定するとそのエレメント内に表示される。
以下の値も設定可。
  • _blank... 別タブまたはウィンドウに表示
  • _self... リンク元に表示
  • _parent... ひとつ上の親フレームに表示
  • _top... フレームがあれば全て解除して表示
propaty省略可。新たに開く Window オブジェクトのプロパティ。プロパティ=値の形のカンマ区切りで渡す。例:width=600px,height=300px

返り値(Return Values)

Type摘要
new_Window新たに開いた Window オブジェクト

Example

 open() メソッドの例です。以下のopen() を実行ボタンをクリックしてください。
 closeボタンをクリックすると開いたページを閉じます。

 Window.open() で開いたページ内容は Window.write() メソッドで書き換えることができます。

Window プロパティ Example

 open()メソッドを実行して、以下の self、opener、top、window プロパティの返り値を確認します。

Windowプロパティ概要
selfWindow オブジェクト自信を取得
opener現在の Window を開いた Window を取得
topWindow の階層の最上位の Window の参照を取得
windowカレント Window オブジェクト

 以下の例のopen() を実行ボタンをクリックして下さい。開発用コンソールにself、opener、top、window プロパティを表示します。

 開発用コンソールは、Google Chromeの場合は、右端のメニューからその他のツールデベロッパーツールで表示できます。

 新たな Window でページを開きますが、このページに戻ってコンソールを確かめて下さい。
 closeボタンをクリックすると開いたページを閉じます。

stop() メソッド

window.stop();

 stop() メソッドは、webページの読み込みを停止するメソッドです。ブラウザの停止ボタン(多くの場合アドレスバーの左隣の×停止ボタン)と同じ役割をします。

 Window インターフェイスのメソッドになります。window.stop() の window は省略可能です。

stop() メソッド
stop();

ページ内 Index

Syntax

in JavaScript

 window.stop();とも記述できます。

stop();

引数(Parameter Values)

 引数はありません。

返り値(Return Values)

 返り値はありません。