備忘録的プログラミングリファレンス

bdi タグエレメント

 bdi タグエレメントは、右書き、左書きを間違いなく表示するための HTML タグエレメントです。このタグエレメントは

 言語によって右書きや左書きがあります。文字コードに右書きなのか左書きなのかのデータが含まれており、そのデータを元にブラウザは記述方向を変えます。
 ほとんどのブラウザでは言語によって自動で右書き、左書きを分けて表示するのですが、時折間違いが起こります。単語の区別を細かく識別できない場合があるのです。

 テキスト中に記述方向の異なる単語がある場合は bdi タグエレメントで囲むようにします。そうすることで、囲まれた部分だけは文字コードのデータを元に記述方向を判別してくれます。

bdi タグエレメント
<bdi>右書きで表示</bdi>

 上記の例では、日本語は左書きであることが文字コードのデータとして設定されているために <bdi> エレメントで囲んで表示方向に変化はありません。

 もしも記述方向を任意に変更したい場合は、bdo エレメントを使用します。

属性

グローバル属性も持ちます。以下に主な属性のみを示します。

AttributeValueExtra information
idcssにも使えます。エレメントをユニークとします。
classcssに使います。同名のclassは同じスタイルが適応されます。

内部コンテンツ(innerHTML)

動作の確認