Error クラス
Error クラスは、JavaScript を実行においてエラーが発生すると自動で生成される error オブジェクトの JavaScript クラスです。
プログラムにおいてエラーに配慮しておくことは非常に重要です。ファイルの読み込みや書き込み、通信における途中での予期しない切断は問題になります。
予期しない切断といったエラーはプログラムの実行を中断してしまいます。そのことはエラー処理をしておかないとユーザーに知らされることがありません。
JavaScript では通信エラーによってデータの送信やダウンロードが途絶えることはエラー処理で捉えなければなりません。特に Ajax や Node を扱う場合には配慮すべき点です。
エラーオブジェクトは例外処理( try ~ catch )において取得することができます。
try{
// 例外処理の対象コード。エラーが発生する可能性があるコード
} catch( e ) {
// 例外処理。エラーが発生した場合の処理
}
上記の例では、error オブジェクトはe
になります。
コンストラクタ ( Constructor )
Error() コンストラクタは仕様では以下のようになっています。
new Error([message[, fileName[, lineNumber]]])
fileName、lineNumber は省略可能で、実際に使用できるかは不明です。
message は使用でき省略も可能です。以下のように Error インスタンスを生成することができます。
var err = new Error("error message")
ただし、これだけでは Error インスタンスを生成するだけです。エラーを発生させるためには例外処理( try ~ catch )において throw キーワードと併用する必要があります。
以下は Error を発生させて開発用コンソールで error オブジェクトを参照しています。
try{
throw new Error('making error');
} catch( e ) {
console.log( e );
}
プロパティ(Property)
| Property | 概要 |
|---|---|
| .message | エラーメッセージ。コンストラクターの引数 message など |
| .name | エラー名 |
| .stack | スタックトレース。エラー原因をたどるための情報 |
メソッド(Methods)
| Method | 摘要 |
|---|---|
| .toString() | 引数はありません。Error オブジェクトの内容を文字列で返します |
Example
Error クラスの使用例です。
開発コンソールを参照してください。コメントアウトしてあるものは説明にはあるものの利用できるかわからないものの試用のためです。
