備忘録的プログラミングリファレンス

column-span プロパティ

 column-span プロパティは、columns または column-width プロパティcolumn-count プロパティによって分割されたエレメントを結合して表示するための CSS プロパティです。
 このプロパティは子エレメントに指定します。

 分割されたカラムを結合することで、ヘッダーなどを全体幅で表示する場合などに用いることができます。

column-span プロパティによる全体幅表示
div.example_parent {
	columns:150px auto;
}

div.example_parent h4{
	column-span: all;
}
表示例

カラムによる分割表示(このエレメントはカラムにまたがって表示されます)

カラムについての説明です。<table> の説明でもカラムという表現が出てくるので混合してしまいます。

詳しくは Example を参照してください

 設定値は、分割表示されるエレメントを全て結合するか(all)、結合しないか(none)です。

 column-span プロパティは、column-count または columns プロパティを設定した子エレメントに指定します。

ページ内 Index

構文(Syntax)

CSS

column-span: none | all | initial | inherit ;

DOM ( JavaScript )

値の取得
String = object.style.columnSpan;
値の設定
object.style.columnSpan=" none | all | initial | inherit ";

値(Values)

Value摘要
none初期値(default値)
all全ての要素をまたぐ
initial初期値に戻す
inherit親エレメントのプロパティを継承

備考(Remarks)

初期値(Default value)none
継承(Inherited)No
変化(Animatable)No

Example

 columns-spanの例です。エレメントの内容全体を column-count によって分割数で均等割されます。
 さらに、 column-count エレメントの子エレメントで columns-span を指定することで、子エレメントの内容は全体幅で表示されます。