備忘録的プログラミングリファレンス

scroll ( onscroll )イベント

 scroll ( onscroll )イベントは、設定されたタグエレメントのスクロールバーを操作したら発生するイベントです。 scrollはイベントタイプ名で、onscrollはイベントハンドラーです。

windowへのscrollイベント
window.addEventListener( 'scroll', function(){
	console.log("横のスクロール量 : " + scrollX);
	console.log("縦のスクロール量 : " + scrollY);
},false);

詳しくは Example を参照してください

 上記の例では、ウィンドウを対象に onscroll イベントハンドラーを設定しています。横縦のそれぞれのスクロール量を取得しています。scrollX、scrollY は Window のプロパティです。

 イベントタイプは addEventListener() メソッドで使われるイベントを示す名称です。このメソッドによってイベントハンドラーが設定されます。
 イベントハンドラーはそのイベントを捉えることを設定するオブジェクトの属性です。

 スクロールバーのないエレメントでも、CSSのoverflowプロパティでスクロールバーを設定することができます。

構文(Syntax)

in HTML

<tagelement onscroll="function()">

in JavaScript

object.onscroll = function(){ };

object.addEventListener("scroll", script_);

備考(Remarks)

BubblesNo
CancelableNo
InterfaceUiEvent(ユーザーインターフェイスから生成された場合),Event
Supported HTML Elements<address>, <blockquote>, <body>, <caption>, <center>, <dd>, <dir>, <div>, <dl>, <dt>, <fieldset>, <form>, <h1> - <h6>, <html>, <li>, <menu>, <object>, <ol>, <p>, <pre>, <select>, <tbody>, <textarea>, <tfoot>, <thead>, <ul>

Example

 scrollイベントの例です。以下に表示されるスクロールバーを操作してくみてください。スクロールに関する幅、高さ、位置が表示されます。

確認ボタンをクリックしてください。以下のHTML,CSS,Scriptコード例が実行されます。