備忘録的プログラミングリファレンス

moveBy(), moveTo() メソッド

Window.moveBy()Window.moveTo()

 moveBy()moveTo() メソッドは、 window を移動するメソッドです。

 これらのメソッドは open() メソッドで開いた単独のフル画面表示ではないウィンドウが対象です。

 Window オブジェクトには、現在の window を参照するや開いた親 Windown を参照するといった、以下のような関連するプロパティがあります。 詳しくはWindow プロパティ Exampleを参照してください

Windowプロパティ概要
selfWindow オブジェクト自信を取得
opener現在の Window を開いた Window を取得
parentWindow オブジェクトを開いた親 Window を取得。<iframe> で利用
topWindow の階層の最上位の Window の参照を取得
windowカレント Window オブジェクト
moveBy()
指定数の移動
moveTo()
指定位置に移動

moveBy() メソッド

window.moveBy()

 moveBy() メソッドは、 window オブジェクトを水平方向と垂直方向の指定数分を移動します。

 指定数の単位はピクセルです。マイナスの値も指定できます。マイナスの値では基準方向に移動します。

moveBy()メソッド
moveBy(100, -100);
詳しくはExampleを参照してください

 open() メソッドで開いた単独のフル画面表示ではないウィンドウが対象です。複数の Window をともなうタブ表示されたウィンドウやフル画面表示されたウィンドウは移動できません。

ページ内 Index

Syntax

in JavaScript

 window.moveBy();とも記述できます。

moveBy( X, Y );

引数(Parameter Values)

 移動量を数値で指定します。単位はピクセルです。

引数概要
X水平方向の移動量を数値で
Y垂直方向の移動量を数値で

返り値(Return Values)

 返り値はないです。

Example

 moveBy() メソッドの例です。以下の確認ボタンをクリックしてください。新たな Window でページを開きます。
 そのページにあるmoveBy() を実行ボタンをクリックするとそのウィンドウが移動します。

moveTo() メソッド

window.moveTo()

 moveTo() メソッドは、 window オブジェクトを指定する座標に移動するメソッドです。

 左上端を基準に、水平、垂直で位置を数値で指定します。単位はピクセルです。

moveTo() メソッド 指定位置に移動
moveTo( 100, 100 );
詳しくはExampleを参照してください

  open() メソッドで開いた単独のフル画面表示ではないウィンドウが対象です。複数の Window をともなうタブ表示されたウィンドウやフル画面表示されたウィンドウは移動できません。

ページ内 Index

Syntax

in JavaScript

 window.open();とも記述できます。

moveTo( X, Y );

引数(Parameter Values)

 移動する位置を数値で指定します。基準は左上端です。単位はピクセルです。

引数概要
X水平方向の移動位置を数値で
Y垂直方向の移動位置を数値で

返り値(Return Values)

 返り値はないです。

Example

 moveTo() メソッドの例です。以下の確認ボタンをクリックしてください。新たな Window でページを開きます。
 そのページにある moveTo() を実行ボタンをクリックするとそのウィンドウが移動します。