備忘録的プログラミングリファレンス

target プロパティ

 target プロパティは、イベントをトリガーした(イベントが発生した)エレメントを返す Event インターフェイスのプロパティです。子エレメントも含まれます。
 addEventListener() を設定したエレメントの子エレメントでイベントが発生した場合に、target プロパティでエレメントを取り出すとイベントの発生元である子エレメントの方を返します。
 イベントの発生源であるエレメントが target プロパティの対象になります。

target プロパティ
document.getElementById('example').onclick = ( event )=>{
	console.log( event.target );
};

詳しくは Example を参照してください

 似たプロパティにevent.currentTargetがあります。 event.currentTarget プロパティは子エレメントでイベントが発生しても addEventListener() を設定したエレメントを返します。

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構文(Syntax)

返り値はエレメントのハンドラーです。

Element = event.target;

返り値(Return Values)

Type摘要
Elementエレメントのハンドラー

Example

 このExampleでは、アロー関数を直接記述、従来の関数の呼び出し引数がある関数の呼び出しoptionを付加した方法を紹介します。

 以下の例は、アロー関数を直接記述した方法です。