border-radius プロパティ
border-radius プロパティは、タグエレメントの角を丸めることができるプロパティです。
エレメントの border の角を丸く表示するように指定します。エレメントの角を丸く表示するばかりではなく、画像の表示にも適応できます。
border-radius プロパティが機能するには、border プロパティまたはborder-style プロパティで線種を指定する必要があります。
値は長さまたは割合で指定します。
値が1つの場合は、その値を半径として角を丸く表示します。
左右と上下で半径を変えることもできます。この場合は /
で区切ります。
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border-radius プロパティについて
4辺ごとの設定
border-radius プロパティは、以下のプロパティを一括で定義できるプロパティです。
または、以下のプロパティを使って4つの角それぞれの丸みを指定することができます。
値の指定数
border-radius プロパティは1〜4つ値を指定することができます。値の数によって指定する角の箇所が変わります。以下はその例です。
関連プロパティ
以下は関連するプロパティです。
border | border-width、border-style、border-colorプロパティを一括指定 |
border-color | 線の色 |
border-image | border線を画像で |
border-style | 線の種類 |
border-width | 線の幅 |
構文(Syntax)
CSS
DOM ( JavaScript )
値(Values)
Value | 摘要 |
---|---|
length | 丸みの定義で、長さの単位を参照のこと。初期値は0 |
% | 丸みを % で定義 |
initial | 初期値に戻す |
inherit | 親要素(親エレメント)のプロパティを継承 |
備考(Remarks)
初期値(Default value) | 0 |
継承(Inherited) | no |
変化(Animatable) | yes |
Example
値が1つの場合
border-radiusの例です。エレメントの角に丸みを持たせます。
ここでは、丸みを30pxで指定しています。
border-radius プロパティを機能させるには、borderプロパティなどでstyleを設定する必要があります。
左右、上下で丸みの半径を変える
左右、上下で丸みの半径を変えることができます。
4辺それぞれで左右、上下を指定
4辺のそれぞれの左右、上下を指定する方法です。 /
で区切ります。先が4辺ごとの左右の半径で、 /
の後に4辺ごとの上下の半径を指定します。
border-radius プロパティを機能させるには、borderプロパティなどでstyleを設定する必要があります。