備忘録的プログラミングリファレンス

WordPress のインストール

 WordPress のインストール方法についての解説です。

 WordPress のインストールは、WordPress のサイトから WordPress に必要なプログラムファイルの入ったディレクトリをダウンロードし、そのディレクトリをc:\xampp\htdocs\以下に置くことから始めます。

WordPress サイト

 先に、WordPress で管理するデータベースを作成しておく必要があります。データベースを作成してない場合は以下のデータベースの作成から読み進めてください。

 さらに、そのデータベースには root とパスワードの設定を行う必要があります。未だ MySQL のパスワードの設定がお済みでなければXAMPP のインストール WordPress のインストールを参照して下さい。

データベースの作成

 WordPress で作成するサイト用のデータベースを事前に作成しておきます。WordPress で作成するサイトの各ページの内容は MySQL データベースにデータとして保存されます。
 ページのリクエストがあるたびに、WordPress はページの内容に該当するデータを MySQL から読み込んでページを作成し表示します。

XAMPP 編

 XAMPP でのデータベース作成について解説します。

 まずは XAMPP コントロールパネルを開きます。

XAMPP アイコン

 Apache と MySQL をStartボタンで起動します。起動したらAdminボタンをクリックし管理用画面を開きます。

Admin ボタン

 管理画面はブラウザで開きます。開いた管理画面のデータベースタブを開きます。

管理画面 データベース

 開いたデータベースタブで新規のデータベースを作成します。
 データベース名は任意です。ここではデータベース名をwp-testとしています。
 utf8mb4_general_ciは文字コードの設定で、デフォルトのままにします。MySQL 8.0 から utf8mb4_0900_ai_ci になっているようですが、ここにはないのでデフォルトの設定にしました。

データベース作成

 作成をクリックするとデータベースが作成されます。

テーブル作成

 データベースが作成されると次はテーブルの作成の画面になりますが、ここではこれで終了します。

 データベースの作成が終わったら以下の WordPress の導入を始めます。

WordPress のダウンロードと解凍

 WordPress をサイトからダウンロードします。

 WordPress をサイトを訪れてダウンロードを行ってください。

WordPress サイト

 以下のようなwordpress-6.2-ja.zip(*2023/4/8調べ)ファイルがダウンロードされます。

WordPress ダウンロードファイル

 zip ファイルを展開します。解凍用ソフトがない場合は 7zip などの解凍用ソフトをインストールします。

ダウンロードファイル展開

WordPress の導入

 展開したwordpress-6.2-jaフォルダの中のwordpressフォルダごとc:/xampp/htdocs/以下に移動します。

WordPress 導入

 次に WordPress の初期設定と起動を行います。

WordPress の初期設定

 WordPress 初期設定の前に MySQL へログインするためのパスワードと初期データベースが必要になります。
 もし、まだ MySQL へのログインパスワードの設定と初期データベースの作成がお済みでない場合は、データベースの作成を参照してください。

 WordPress を開くにはブラウザで URL http://localhost/wordpress/を開きます。以下のページが表示されます。

WordPress 開始画面

 ここで、初期設定をする前に MySQL へのログイン情報と初期デーベースが必要であることがアラートとして表示されます。
 OK なら、さあ、始めましょう!をクリックします。

 以下のような MySQL へのログイン情報と初期データベースの設定の入力画面が表示されます。

WordPress 初期設定

 データベース名は作成したデータベースの名称です。ここでは用意したwp-testとしています。
 ユーザー名とパスワードは MySQL にログインするためのユーザー名とパスワードです。ユーザー名はroot、パスワードは用意したパスワードを入力します。
 この MySQL のユーザー名とパスワードはメモしておいてください。

 データベースのホスト名はlocalhostで、ドメイン名になります。サーバーのドメインによって変わりますが、ローカルでの開発環境では localhost になります。

 テーブル接頭辞は複数の WordPress をひとつのデータベースで扱う際に必要になります。ここではひとつのみですのでwp_のままです。

 入力が終わったら送信をクリックして次に進みます。

インストール実行

 データベースへの接続設定が上手く機能するようならインストールの開始のアラートが表示されます。インストール実行をクリックすると次は WordPress の設定画面が表示れます。

WordPress 設定画面

 サイトのタイトルはここではテスト作成としていますが、実際のサイトタイトルにしてください。

 ユーザー名とパスワードは、WordPress にログインするためのユーザー名とパスワードです。忘れないようにメモをしておきましょう。

 メールアドレスはサイトで使用されるメールアドレスです。

 検索エンジンでの表示は検索ロボットの巡回を否か/許可するかの設定です。概ねチェックを外しておきます。そうしなければ、検索されないサイトができ上がります。

 設定が終わったらWordPress をインストールをクリックします。

WordPress インストール終了

 設定が正常に終了すると上のようなアラートが表示されます。以上で導入は終了です。ログインをクリックすると WordPress のログイン画面から始まります。

WordPress の起動

 WordPress の設定が終わったら、ブラウザで URL http://localhost/wordpress/ を開くと以下のログイン画面になります。

WordPress ログイン画面

 WordPress のメモしたユーザー名とパスワードを入力しログインします。

 以下の画面になればログインができました。

WordPress 導入完了

 これで WordPress が使えるようになりました。