HTMLHtmlElement インターフェイス
HTMLHtmlElement インターフェイスは、HTMLドキュメントにおいてルートエレメントになる <html> タグを定義したインターフェイスです。
HTML テキストでは <html> がルートタグ(一番親のタグエレメント)として編集されていますが、オブジェクトツリーでは Document が一番親のオブジェクトになります。都合上、そのようになっているようです。
Document 以下に <html>、その下に <head> や <body> があります。
以下の「オブジェクトツリー」を参照してください。
HTMLHtmlElement オブジェクトは、 document.documentElement プロパティによって取得できます。
インターフェイスとしては、HTMLElement インターフェイスを継承しています。
- EventTarget
- └─ Node
- └─ Element
- └─ HTMLElement
- ├─ HTMLHtmlElement
- ┆
- └─ HTMLElement
- └─ Element
- └─ Node
ページ内 Index
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コンストラクター
HTMLHtmlElement オブジェクトを生成するには、Document.createElement() メソッドを使用します。
var html_ = document.createElement('html');
既に <html> エレメントがある場合はエラーになります。<html> エレメントは document にひとつです。
HTMLHtmlElement の取得
HTMLHtmlElement オブジェクトを取得するには、Document.getElementsByTagName() メソッドなどを使用します。
var html_ = document.getElementsByTagName('html')[0] ;
プロパティ(Properties)
独自のプロパティはありません。HTMLElement インターフェイスから継承されたプロパティが使用できます。HTMLElement インターフェイスは Node 、Element インターフェイスを継承しています。
Nodeのプロパティ一覧
タイプ名(ハンドラー名) | 概要 | 分類 |
---|
Elementのプロパティ一覧
タイプ名(ハンドラー名) | 概要 | 分類 |
---|
HTMLElementのプロパティ一覧
タイプ名(ハンドラー名) | 概要 | 分類 |
---|
メソッド(Methods)
独自のメソッドはありません。HTMLElement インターフェイスから継承されたメソッドが使用できます。HTMLElement インターフェイスは Node 、Element インターフェイスを継承しています。
以下は HTMLElement、Node、Element のメソッドです。
Nodeのメソッド一覧
タイプ名(ハンドラー名) | 概要 | 分類 |
---|
Elementのメソッド一覧
タイプ名(ハンドラー名) | 概要 | 分類 |
---|
HTMLElementのメソッド一覧
タイプ名(ハンドラー名) | 概要 | 分類 |
---|
イベント(Event)
HTMLHtmlElement にイベントハンドラーを定義する方法には以下があります。
HTMLHtmlElement.addEventListener( 'click', ()=>{...} )
HTMLHtmlElement.onclick = function(){...}
<html onclick = "..." >
イベントについてはEventを参照してください。 イベントの監視についてはEventTargetが担っています。
以下は HTMLElement インターフェイスに定義されたイベント一覧です。HTMLElement インターフェイスのイベントには、GlobalEventHandlers、DocumentAndElementEventHandlers を含みます。
以下には、<html> である HTMLHtmlElement で利用できないイベントハンドラーも含んでいます。
GlobalEventHandlersのイベント一覧
タイプ名(ハンドラー名) | 概要 | 分類 |
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DocumentAndElementEventHandlersのイベント一覧
タイプ名(ハンドラー名) | 概要 | 分類 |
---|
HTMLElementのイベント一覧
タイプ名(ハンドラー名) | 概要 | 分類 |
---|
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