waiting ( onwaiting )イベント
waiting ( onwaiting )イベントは、<video> メディアで次のフレームのためのバッファーで中断すると発生するイベントです。
バッファーとは、一時的にメモリに置いておくダウンロードデータのことです。フレームごとにダウンロードしたデータをメモリに一時保存するのですが、waiting イベントは再生するのに必要なデータがない場合に発生します。
<audio> エレメントにも使えますが、<video> エレメントの場合が多いです。
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構文(Syntax)
in HTML
<tagelement onwaiting="function()">
in JavaScript
object.onwaiting = function(){ }; object.addEventListener("waiting", script_);
備考(Remarks)
Bubbles | No |
Cancelable | No |
Interface | Event |
Supported HTML Elements | <audio>,<video> |
Example
waiting ( onwaiting )イベントの例です。
バッファーで中断が起これば waiting イベントが発生しますが、故意に発生させる方法が思いつきませんでしたので確認することができておりません。
イベントの定義方法だけの解説になります。
関連イベント
ダウンロードプロセスに関するイベント
メディアデータのダウンロードに関するイベントです。
イベント | 概要 |
---|---|
onerror | リソースの読み込みの失敗または実行時にエラーが発生したら |
onloadeddata | メディアデータの読み込みが終了したら |
onloadedmetadata | メディアのメタデータの読み込みが完了したら |
onloadstart | ファイルやメディアデータダウンロードプロセスが始まったら |
onprogress | ファイルやメディアデータをダウンロードをしている間 |
onstalled | ダウンロードをしたデータが利用できない |
メディアの再生に関するイベント
<audio> や <video> エレメントによるメディアデータの再生イベントです。
イベント名 | 概要 |
---|---|
oncanplay | メディアの再生が可能になったら |
oncanplaythrough | バッファリングを停止することなく再生できる |
ondurationchange | メディアの再生時間が変更されたら |
onpause | メディアの再生を一時停止 |
onplay | 再生される、または一時停止から再開すると |
onplaying | 一時停止または停止した後に再生を再開すると |
onratechange | 再生速度が変更されたら |
onseeked | 再生位置を変更するまたはスキップし再生が始まったら |
onseeking | 再生位置を変更またはスキップ操作直後 |
ontimeupdate | 再生位置が変わるたびに |
onvolumechange | 音量を調整するたびに |
onwaiting | バッファーで中断したら |